節税と脱税の違いとは?

初めての確定申告を終えて、想像以上に税金の額が多いことに驚いた経験があるという方も多いことでしょう。税金額が多すぎるとお嘆きの方は、税金を払い過ぎている可能性があります。税金を適正な額だけ払うためには、確定申告時にきちんとした「節税」をして、税金額を抑える必要があるのです。まず、節税とは一体どのようなものかということを確認しておきましょう。節税とは、税制上のシステムを適切に使って、税金を払い過ぎないようにすることです。支払う必要のない税金を支払わないことで、税金を払い過ぎないようにすることが節税の大きな目的になります。具体的に節税をする際に使う制度として、以下の2点が挙げられます。①:控除、②:経費の計上、です。控除とは、所得から決められた項目の金額を差し引いて、税金の計算の大元となる金額を減らすことを言います。また、経費の計上とは所得から業務上で使ったお金である「経費」を差し引いて、税金の計算の大元となる金額を減らすことを言います。この「税金の計算の大元となる金額」のことは「課税所得」と呼ばれています。節税についてきちんと理解していない方の中には、節税と脱税の違いをきちんと理解していなく、節税をすることは悪いことではないかと思っている方もいるでしょう。しかし、節税と脱税は全く違うものです。節税はあくまでも決められた範囲内で税金額を軽くすることであるのに対して、脱税はその決められた範囲を逸脱して税金額を減らそうとする行為のことを言います。つまり、決められた範囲で最大限税金を減らすことは、何ら問題のない行為なので堂々と行なって良いのです。脱税は、申告すべき所得額を低くするなどの悪質なものから、経費を誤って計上しすぎて課税所得を低くしすぎてしまったというような申告ミスまで含まれます。ただ、誤って計上してしまった場合には修正申告をすることでお咎めなしとなることが多く、追徴課税などのペナルティを受けることも少なくなっています。確定申告時に節税を行う際のポイントとして、以下の3点が挙げられます。①:控除の制度を効果的に利用する。②:大きな額の経費を計上して、課税所得を減少させる。③:経費の計上を間違えて、脱税にならないように気をつける。せっかく稼いだお金を、税金で必要以上に持っていかれてしまうのは本末転倒だとも言えます。控除をきちんと利用したり、経費を正しく計上することで、必要な分だけを納税して手元に残るお金を増やすことができます。くれぐれも、気づかずに脱税をしてしまわないよう気をつけておきましょう。ペアーズ登録できない?入会するには?